画面読み上げソフト

画面読み上げソフト(スクリーンリーダー)はOSの画面情報や入力を音声で読み上げるソフトウェア。現在市販されている製品はすべてWindows用。

デスクトップ全般の読み上げ

PC-Talker
インターネットのホームページ読み上げもできるスクリーンリーダー。音声合成はIBMのProTALKERというソフトウェアを使用している。
視覚障害を持つ人にもっとも人気があるようである。価格は39,900円(税込)。
開発:株式会社 高知システム開発
95Reader
日本で最初のスクリーンリーダー。インターネットのホームページ読み上げもできる。価格は36,500円(税込)。
設計・開発:株式会社 システムソリューションセンターとちぎ(SSCT)
企画・設計:独立行政法人 高齢・障害者雇用支援機構障害者職業総合センター
JAWS for Windows Professional version
視覚障害を持つ人の就労支援のために開発されたスクリーン・リーダー。読み上げの手続きをプログラムできる「スクリプト機能」を持つなど高機能だが、その分高価である。価格は149,100円(税込)。
開発・販売:有限会社エクストラ

「JAWS」のオリジナル(英語版)はアメリカのFreedom Scientific社が開発したソフトウェア。日本IBMがこれまで日本語版を開発してきたが、最新版(バージョン6.2)から(有)エクストラが開発・販売を行うこととなった。開発には静岡県立大学の石川准教授をリーダーとするプロジェクトチームが参加している。

Webブラウザの読み上げ

ホームページ・リーダー
ホームページの読み上げに特化した製品であったが、最新版ではスクリーンリーダーとしての機能(Windowsデスクトップの読み上げなど)も強化されている。PDF文書やFlash内のコンテンツの読み上げにも対応。最新版は15,750円(税込)。
ボイスサーフィン
PC-Talkerや95Readerを使用してブラウザ(Internet Explorer)の内容を読み上げるソフトウェア。音声ブラウザの機能に加えてホームページを閲覧する際に便利な機能がついている。価格は16,800円(税込)。
発売元:株式会社 アメディア