島根県のWebサイトといえばアクセシビリティへの先進的な取り組みが有名であるが、そのWebサイトが今回リニューアルされ、アクセシビリティ面がさらに強化されたという。元の記事（IT Pro）
文字の拡大や文字色の反転は特別なソフトを使用することなくWebブラウザのみで行うことができる。
特筆すべきは画面読み上げ機能で、ホームページリーダーなどの読み上げソフトを使わなくてもページを読み上げることができる。
開発はRubyを開発したまつもとゆきひろ氏が勤務する、島根県の地元企業・ネットワーク応用通信研究所。
島根県のWebサイトについてはユニバーサルワークスが行った2005年の調査で各課のページがそれぞれ異なった仕様で制作されている点が指摘されている。
今回CMSが導入され、サイト内の目次ページにあたる部分は統一の仕様になっている。しかし個別のページはやはり各課が独自の仕様で制作しており、CMSの導入によってサイトが完全に統一されるまでには到っていないようだ。
これら個別ページに関しては今後時間をかけてCMSに順次移行していくものと思われる。
