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2007年12月28日

スクリーンリーダーのシェアに関する記事

CNET Japanのブログ内でミキ・オキタ氏がスクリーンリーダーのシェアについて解説している。

参照:『アクセシビリティ:視覚障がい者、音声ブラウザ(読み上げソフト)のシェア』 CNET Japan 2007年12月26日記事

現在はホームページリーダーが首位、PC-Talkerが僅差で2位。既に発表されているホームページリーダーの開発停止の影響で今後PC-Talker使用者の増加が予想される。

上記記事内で使用されている資料
視覚障害者のパソコン・インターネット・携帯電話利用状況調査2007

2007年12月13日

アクセシビリティAPIの相互運用を目指す団体「AIA」が結成される

アクセシビリティAPIの標準化をめぐってマイクロソフトを中心に新たな団体が設立された。
参加企業はAdobe、Oracle、Novell、Hewlett-PackardなどのIT企業のほかに障害者支援ソフト開発会社数社もメンバーとなっている。

参照:『Adobe/HP/MSなど,アクセシビリティ関連製品の開発促進団体「AIA」を結成』 IT Pro 2007年12月11日記事

AIA - Accessibility Interoperability Alliance(英語)

マイクロソフトが中心メンバーとなっていることもあり、APIに関してはマイクロソフトが開発したUI Automationが基本となり、IBMのIAccessible2との相互運用性を図っていくという方法がとられている。

AdobeはRIA開発ソフトではマイクロソフトと競合するものの、アクセシビリティ面ではマイクロソフトと協力していく模様。

2007年12月 6日

米IBM、開発者向けフレームワークをEclipse Foundationに寄贈

米IBMは同社が開発したフレームワーク「Accessibility Tools Framework(ACTF)」をEclipse Foundationに寄贈するという発表があった。 ACTFは開発者がアクセシビリティ評価ツールや、視覚障害者向けアプリケーションを構築するためのツールだという。

参照:『IBM、アクセシビリティ・フレームワークをEclipse Foundationに寄贈』 Open Tech Press 2007年12月05日記事

eclipse.org内にACTFの詳細とダウンロードページがある。
eclipse.org - ACTF Home(英語)