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2006年7月28日

Google 「Accessible Search」公開

Googleがサイトのアクセシビリティを独自に評価し、検索結果に反映させた「Accessible Search」がGoogle labs内で公開された。
MYCOMジャーナル 2006年7月20日記事
InternetWatch 2006年7月21日記事

Google Accessible Search

視覚障害を持ち、スクリーンリーダーを使用しているユーザーのための検索エンジン、という位置づけである。記事によれば自身が視覚障害を持つGoogleのリサーチサイエンティスト T.V.Raman氏によって開発されたという。

画像認証のアクセシビリティ問題を指摘されて以降、社内でアクセシビリティに関する研究が行われた経緯がうかがえる。

FAQの中でサイトをアクセシブルにする方法として「視覚的にごちゃごちゃしない-特に関係ないコンテンツは置かない」としているが、恐らくバナー広告のようなものを意味していると見られる。また「キーボードを使って全て操作でき、目的の部分に素早くアクセスできるようにすること」としている。

開発中とあって現在のところ、通常の検索結果との違いが実感できない(広告が表示されないのでシンプルではある)が、今後の改良に期待したい。

2006年7月19日

平成18年度版情報通信白書

総務省が発行する「情報通信白書」の今年度版の公表に伴い、Webアクセシビリティ・リソーシズ内の「総務省発行の資料」を更新しました。

注:データは「白書」からではなく、より詳細な「通信利用動向調査」から引用しました。